代表ご挨拶

 

「何故、社会保険労務士で独立したのか?」

「何故、介護・福祉専門なのか?」

 


私(三木)が社会保険労務士という資格制度の存在を知ったのは

今から遡ること約10年前、26〜27歳の頃だったと思います。

当時私は、兵庫県神戸市内の特別養護老人ホームで

働いていました。


福祉の仕事に就いたきっかけは大学3年時にたまたま参加した

障害者施設でのボランティア活動で福祉に興味を持った事です。

障害を持った方たちとの夏休みのキャンプやスポーツフェスティバル

などいろんな種類のボランティア活動に参加しました。


どうせならアルバイトも福祉関係でと思い、児童養護施設の泊まり

込みのバイトもやりました。今から思えばハードな毎日でしたが良い

思い出です。

 

卒業したらそのまま、福祉の職場に就職しよう!

と考えていたのですが、、

 

ボランティアやアルバイトで多少は、福祉の現場も知っていたので、

自信満々だったんですが、

実際は福祉施設の面接をいくら受けても落選する日々。

 

私は大学は社会学部でしたが、社会福祉学科ではなかった

ので、資格を何も持っていなかったんです。

(当時、福祉の分野は資格要件が厳しく、応募倍率も高かったんです)

 

もうどうしようもなかったので、

一旦は社会福祉関連の事業所への

就職は諦めて、一般の企業に新卒で入社しました。

   

社会福祉への思い

 

だけどどうしても、福祉の仕事に就きたいとの想いが強かったので、

社会福祉士の受験資格が得られる通信制の専門学校へ働きながら入学し

3年(1年は留年)かけて社会福祉士の受験資格を取得したのです。


どうにか資格を得れる見通しがついたので、思い切って会社を辞め、

社会福祉関連の事業所に再就職を目指しました。


だけど私のように途中入社で実務経験がない者に現実は甘くなく

当時、福祉の職場は人気職種で応募者多数の為もあってか、

学生時代同様、何度も面接で断られる毎日でした。

 

毎日、自分の部屋の天井を眺めていたのを覚えています(笑)


半年間の就職活動を経て、前述した神戸市内の特別養護老人ホームの

デイサービスに嘱託職員として入職しました。


デイサービスから特養に異動になり、社会福祉士の資格も取得し嘱託職員

から正規職員にもしてもらいました。希望どおり福祉の職場に正職員として

転身できたので、ここまでは順風だったと思います。

  

社会保険労務士を目指して

特養に勤務しだしてから、周りの様子も少し見えだしてきた頃、

気になる事が出来てきました。

 

特養の仕事は楽しいが、何かが足りない、

職員の頑張りや努力を評価していくような仕組みがないのではないか?

という事です。

 

漠然と、人事や労務の事に関心がいきだしたのがこの頃です。たまたま本屋で

社会保険労務士について書かれた本を見て興味が湧きました。

 

福祉の職場はチームワークが大事です。周りの職員一人一人の力を

上手く引き出しフル活用すれば今よりももっと良い仕事ができる.

 

人事や労務管理の知識を身につければ今の職場にもきっと

役に立てる事がるのではないか?

一番下っ端の職員のくせにそんな偉そうな事をもう考え始めていました(笑)

 

一度考え始めるとのめり込んでしまう性格の私は、どんどん社会保険労務士

という資格の魅力に気がつき始めました。

 

社会保険労務士は労働・社会保険、労働基準法関連の諸手続き、

人事・労務管理に関するアドバイス、増加する個別労使紛争に関する

あっせん代理など、企業の「人」の問題に関する唯一の国家資格です。

 

「人事」や「労務」についてだけでなく、広く社会保障全般、障害年金などの

請求にも携われます。あまり知られていませんが「介護保険」を担当する

士業は社会保険労務士です。非常に魅力に感じました。

 

当初は、福祉施設で働きながら資格取得を目指し、資格取得後は勤務

しながら資格の知識を活かしていこうと考えていました。

 

しかし時間が進むにつれ、施設内部からでなく、外部のコンサルタント

として職場の人事・労務管理の知識や福祉の事業所で

働いた経験を活かしていく方法もあるのでは?と考え始めたのです。

  

漠然とした想いから徐々に具体的に 

独立を強く意識し始めたのはこの頃です。

 

独立開業へ向けて

2005年頃、営業を覚えようと一念発起して、

福祉職を辞め、不動産の営業職に転職。

 

あまりのサービス残業の多さにあえなく撃沈。この頃は忙しくて社労士の

勉強どころではありませんでした。しかし、それまで経験した事のない厳しい

営業の世界を経験できたことはプラスになっていると思います。

 

営業職を辞めた後は、実家に戻り、社会保険労務士試験に集中して取り組む

事を決意しました。収入も得なければいけなかった為、製造業の派遣の仕事

などと並行して受験勉強に取り組みました。

 

近所の鉄工所での仕事や、

半導体工場での仕事、製靴工場での仕事など様々経験しました。

 

特に精神的にも身体的にきつかったのは3交代制の半導体工場での仕事

です。夜勤の週は1週間続きで夜勤になる為、受験勉強との両立を図るのは

大変でした。3交代制で残業もあった為、勉強の時間を作り出すのは

なかなか難しかったです。

 

2度の失敗のあと、3度目の挑戦で何とか社会保険労務士試験に合格

しましたが、このとき試験日前1ヶ月間は、毎日3〜5時間くらいは勉強して

たので、体調維持が難しく、試験日当日は風邪を引いてしまい、ボーっと

した状態で受験しましたが、かえってそれが良かったのかもしれません(笑)

 

ちょうどこの時期、おりしも製造業全体が偽装請負で大いに揺れうごいており、

働いても働いても待遇が良くならない、自身が請負業で働く身分なのかそれとも

派遣なのか?

 

所属会社がころころ変わるなど、社会の変化の激しさに翻弄

されていた時期だっただけに、

試験合格は新しい自分の人生のやっと始まりが

見えてきたと安堵したことを覚えています。

 

今思えば人生で一番勉強したのがこの頃です。

   

開業してみたものの、、

試験合格後は、すぐに社会保険労務士会が主催する事務指定講修に参加し

終了後、2008年9月に開業登録し、翌2009年1月には半導体工場の仕事

も辞め、晴れて完全独立。

 

社会保険労務士としての実務経験がなかった為(講習は受けていましたが)、

当たって砕けろの精神で営業を開始、DM広告や異業種交流会への参加

などを通じて少しずつ顧客の開拓。

 

業務を受注してから業務の遂行方法を

考えるといった文字通りの泥縄戦法で社会保険労務士の業務にも少しずつ

慣れていきました(汗)


さしたる戦略もなく、独立開業を果たした私ですが、

営業時代に培ったいくらかの経験と、

 

怖いもの知らずの精神で深く悩みすぎず臨んだことが良かったの

かな?と今では考えています。


開業1カ月くらいで初めての顧客にも恵まれ、比較的幸先の良いスタートを切れ

ました。その後は、スタートが良かった分、甘えてしまいなかなか鳴かず飛ばず

の状態が長く続きましたが、開業3年目を迎えたあたりから少しずつ顧客の数

も増加してきたように思います。無論、まだまだ実績的にはこれからなのでこれ

からも限界を設けず、日々邁進していかなければと考えています。

 

社会保険労務士として開業し、やっていくに当たって、まずは確固たる専門領域

を持つ事。私は社会保険労務士が取り扱える業務であるならば仕事を選ばず、

受任していくスタイルですが、特にその中でも、

就業規則の作成や労基署対応、労務相談などには力を入れています。

 

また、これまでの職務経験から、特に社会福祉事業の労務管理の分野で

活躍できたらと考えています。福祉の職場は他の業種と比べても、仕事に関して

モチベーションの高い方が多いように感じています。

 

ただ反面職員のモチベーションをどのように維持して更に良い仕事に取り組んで

もらえるか、事業管理者の悩みのポイントでもあるかと感じています。

 

せっかく福祉の仕事も経験したのだから自分にしかできない、

福祉事業の労働実態に適した活用できる労務管理のアドバイスを

心がけてやっていきます。

 

福祉の仕事は「人」が「人」に対してサービスを提供する仕事です。

良い人材に恵まれれば、事業は自ずと発展します。

良い人材が定着できるよう、労務や組織の体制を整えていくのは

大事な事です。

 

せっかくの良い人材が、職場環境の不備が原因で辞めていかれるのを

見るのは忍びません。

「人事」「労務」、「組織」の体制を充分に整備しないまま、

事業のみが拡大していく事はありえないのです。

 

事業所の職員の職場満足度が向上するよう、

「人財」の管理の面でサポートさせていただきます。

 

今後に向けて

社会保険労務士と社会福祉士の資格を活かした、私にしかできない

外部独立型のソーシャルワーク事務所などの展開も視野

にいれて活動していこうと考えています。

  

高齢者や障害を持った方たちの成年後見人として業務の幅を広げて

今よりももっと役に立てる存在になれたら良いなと思います。

 

社労士で福祉事業所と関わりながら、一方で成年後見人としても

活躍できたら、こんなに幸いなことはありません。


まだまだ志途中で未熟な身ですが、少しずつでも社会の役に立てるよう

尽くしていけるよう努力してまいります故、

どうぞこれからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。


                     

           特定社会保険労務士 ・社会福祉士  三木健史

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